The Wicked Messenger 和訳/歌詞 – ボブ・ディラン (Bob Dylan)

 

 

The Wicked Messenger / 邪悪な使者

 

There was a wicked messenger

邪悪な使者がいた

 

From Eli he did come

祭司エリが遣わした

 

With a mind that multiplied the smallest matter

小事を増やす一心で

 

When questioned who had sent for him

誰に遣わされたのか問うと

 

He answered with his thumb

彼は親指で答えた

 

For his tongue it could not speak, but only flatter

彼の舌は媚びへつらうことしか口にできなかった

 

He stayed behind the assembly hall

集会場の裏に彼はいた

 

It was there he made his bed

そこを寝床にしていた

 

Oftentimes he could be seen returning

たびたび彼が帰ってくるのを目にした

 

Until one day he just appeared

彼が現れたある日のこと

 

With a note in his hand which read

手にはメモを持っていた

 

“The soles of my feet, I swear they’re burning”

「私の足の裏は誓って燃えている」

 

Oh, the leaves began to fallin’

ああ、木の葉が落ち始め

 

And the seas began to part

そして海は裂け始めて

 

And the people that confronted him were many

彼に立ち向かう人々は多数いた

 

And he was told but these few words

彼はわずかな言葉を口にした

 

Which opened up his heart

それは彼の心を開いた

 

“If ye cannot bring good news, then don’t bring any”

「なんじらに吉報がないのなら、何も知らせるな」

 

 

参考:ボブ・ディラン全詩302編

en.wikipedia.org

歌詞は聖書に由来している。Mike Marquseeは著書Wicked Messenger:Bob Dylan and the 1960 sの中で次のように書いている。

曲名は旧約聖書箴言13章17節「惡者の使いは惡を行ない,誠實な使者は健康である。」に由来しているようだ。[3] [歌の中に]登場人物は、まず公の場で、誰の命令も受けずに、強迫観念を持って登場します […] 。〔4〕

ディランは当時聖書を研究していて、ジョン・ウェズリー・ハーディングのアルバムに収録されている曲の中で、聖書に言及している部分を多く使っていました。[5] 彼の母親であるBeatty Zimmermanはこの時のインタビューで次のように明らかにした。

今日ウッドストックの彼の家で彼の書斎の真ん中に大きな聖書が開いています。彼の家に押し寄せている本の中で、彼の家からあふれている本の中で、聖書は最も注目を集めている。彼は何かを参照するために絶えず起きて行っています。〔6〕

この歌は,サムエルの書にしるされた祭司エリが遣わした, 「邪悪な使者」という登場人物を中心にしている。評論家のアンディ・ギルにとって、「この名を冠した伝令はもちろんディラン自身厳しい真実を伝えています」。[7] 歌詞はやや不透明(「だれが彼を呼び寄せたのかと尋ねられると,彼は親指で答えた」)で、歌は皮肉的でやや不可解な教訓「彼に言われたのは,このわずかな言葉だけであった.それは彼の心を開いた.」良いニュースをもたらすことができない場合は、何も” [8] おそらく2サミュエル4:10への参照をもたらすことはありません。[必要な引用]

ジルの歌の解釈は、大祭司エリが旧約聖書の中でより知的な人物の一人であったということである。イーライによって送られたということは知性への信頼を意味する。Gillは、「おそらく、ディランは精神性よりも合理性を高く評価しすぎていると感じたのだろう。」と示唆している [9] 。

ja.wikipedia.org

旧約聖書の『サムエル記上』に登場するユダヤの民族的指導者(士師)、祭司。王政を導入する前の最後の士師の一人。

エリはシロの町に住み、ホフニとピネハスという二人の息子がいたが、息子たちは神を軽んじていた。エリはこれを悲しみ、引き取っていた幼いサムエルに愛情を注いだ。エリの息子たちは神に対して罪を犯していたため、ペリシテ人との戦いで二人とも戦死し、民族の誇りである神の箱(契約の箱)までも奪われた。エリはこの知らせを聞くと、椅子から転落し、首の骨を折って死んだ。

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